9月4日 完全で完了された赦し

エペソ 1:7
7 この方にあって私たちは、その血による贖い、罪の赦しを受けています。
これは神の豊かな恵みによることです。

人々は、「プリンス牧師、私は、生まれた日からイエス様を受入れた日までの、過去の罪は赦されたけれど、未来の罪については、それを告白して赦しを請うまでは赦されないと教わりました。」と言います。

友のみなさん、イエスが十字架の上で死なれた時点において、あなたの罪のいくつが未来の出来事でしたか?

あなたの年齢が二千歳以上で無い限り、あなたのすべての罪は、あの時点においては「未来」の事でした! イエスはそれらの罪全てをご自分の上に負われ、それを十字架に釘うちし、「完了した!」と言われたのです。(ヨハネ19:30)ですから、あなたの全てが赦されたのでないなら、あなたは全く赦されていません。

「と言う事は、私がたった今犯した罪のためにも、イエス様は死んでくださったのですか?」
「そうです!」
「そして、私がこれから犯す罪のためにも死んでくださったのですか?」
「そうです! だから、イエスは『完了した!』と言われたのです。」

しかし、私たちの多くは、信仰において一貫性を持っていません。一部分で「神様は私の罪を全て赦してくださいました。」と信じ、他の部分では「ですけど、赦される為には罪を告白しなければならない。」と考えています。あなたもそうですか?

愛されている皆さん、あなたは告白という行為によって赦されたのではありません。あなたの告白は、罪を洗い流す事はできません。イエスがあなたのために流された血によって、赦されたのです。イエスの血のみが、あなたを清めます。

完全な赦しの為に、まだあなたにすべき事があると考えるなら、あなたは過去、現在、未来の罪が赦されているということを信じる事はできません。もしそう信じるなら、赦しはイエスの御業のみでなく、あなたの業でもあることになります。

では罪を告白することにその場所はあるのでしょうか? あります! もしあなたがたった今罪を犯したなら、罪の責めを感じることなく、いつでもその事を、神に話せます。なぜなら、あなたはすでに赦され、イエスがあなたの代わりに罪とされた事を知っているからです。赦される為に神に罪を告白するのではありません。イエスの血のおかげで、あなたには完全な完了された赦しがあるからです。

今日考える事                               
イエスがあなたの為に流された血によって、あなたは赦されたのです。イエスの血のみがあなたを清めます。

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8月5日 あなたは何と言っていますか?

 

箴言 18:21
21 死と生は舌に支配される。どちらかを愛して、人はその実を食べる。

 

私達は毎日の生活において、失業、難病、テロ攻撃、その他色々な事に恐れを持ちます。これらの事が私たちの前に立ちはだかると、私たちは心配し恐れ、その恐れを口に出します。

ヨブもおなじでした。彼は、神が彼と家族を罰するのではないかと、いつも恐れていました。なぜなら、彼は息子達が神に対して罪を犯しているといつも考えていたからです。彼は、「私の息子達が、あるいは罪をおかし、心の中で神を呪ったかもしれない」と言い、朝早く起きて全焼のいけにえをささげました。そして、彼は常にそうしたと聖書にあります。(ヨブ1:5)

ヨブは息子たちの罪を告白し続け、自分や家族に大惨事が起こるのではないかと恐れ続けました。聖書によると、かれの罪意識は、彼の中に恐れを生じただけでなく、彼は「非常に恐れた」とあります。(ヨブ3:25)

ここで理解すべき重要な点は、ヨブの罪意識が、サタンに対して大きく戸を開いたということです。家族が犯したかもしれない罪への心の捕らわれが、サタンが彼の人生に死と破壊をもたらすチャンスを与えたのです。神はヨブの周りに守りの柵をおいていました。しかし、かれが罪意識を持ち、裁きを予期して恐れ始めたとき、柵は除かれてしまい、サタンが彼を攻撃することができたのです。(ヨブ1:9-12)

友のみなさん、今日、もしあなたが罪をおかしても、「又失敗した。神の裁きを免れることはできない」と言わないでください。あなたはすでに神に赦されていることを知ってください!なぜなら、イエスが、あなたの代わりに裁かれ、罰を受けたからです。(エペソ1:7) ですから、こう言いましょう、「私は、キリストにあって神の義です。イエス様、あなたは私の聖さと完全さです。」(1コリント1:30 2コリント5:21)

私たちは、自分が何を信じ、何を常に口に出しているかを、注意している必要があります。なぜなら、「死と生は舌に支配される。」からです。ですから、恐ろしいウィルスが何人もの命を奪っていると聞いても、「次は自分だ。私はちっとも良いクリスチャンじゃないから。」などと言わないでください。代わりに、こう言いましょう。「イエス様、あなたは私の義で、守りです。確かにあなたは、狩人のわなから、恐ろしい疫病から、私を救い出されます」と。(詩91:3)

愛されているみなさん、このような信仰と告白は、神に喜ばれるだけでなく、それはサタンに対して戸を閉じ、サタンをあなたの人生から締め出します!

今日考える事
自分が何を信じ、何を常に言っているかに注意してください。なぜなら、「死と生は舌に支配される。」からです。

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8月2日 裁きに意識を集中させない

 

Ⅱコリント 5:19
19 . . 神は、キリストにあって、この世をご自分と和解させ、違反行為の責めを
人々に負わせないで、和解のことばを私たちにゆだねられたのです。

 

昔、神はどの二つの町に、硫黄の火を降らせましたか? ソドムとゴモラと答えたなら、正しいです。しかし、神がその二つの町を滅ぼすことをとても望んでいたと思うなら、間違いです!

神は、そうすることを、まったく望んでおられませんでした。神は、罪探しをしていたのではありません。神はその町を滅ぼさない為に、義の人を捜していたのです。(創世記18:23-32)そして、もしアブラハムが、「もし、一人の正しい人を見つけることが出来たら?」と神に聞いていたら、神の返事は同じように「そのひとりの正しい人の為に、滅ぼすまい。」と言われたと信じます。

今日、一人の人、イエス、の義が来ました。イエスは、私たちの罪の為に死なれ、私たちの義のために復活されました。神はキリストにあって、私たちの罪を私達に負わすことなく、この世をご自分と和解させました。

ですから、今日、あなたは裁かれません。なぜなら、裁きは二千年前にカルバリで、イエスの上に下されたからです。神が、ロトとその家族を裁きが下る前に連れ出されたほど慈悲深い方なら(創世記19:12-22)、すでに裁きの下にないあなたには、なおさらのことでしょう!

神は、あなたを裁かれないのですから、あなたはロトの妻(創世記22-26節)のように、硫黄の火を見るために振り返って、塩の柱になるようなことがないようにしてください(24-26節)。御使いが「後ろを振り返ってはいけない。さもないと滅ぼされてしまう」と忠告したにもかかわらず、彼女は神の裁きが見たくて振り返ったのです。(17節)

ですから、裁きに集中して、自分が犯した罪を振り返るようなことは、しないでください。神は、あなたの敵ではありません。神は、あなたの味方、あなたの陣営におられます。神は、既に、あなたの罪を御子の体において裁き、罰したことを覚えておられます。そして、神は御子とその御わざに真実であられるので、決してあなたを裁いたり罰したりされません。今日、あなたを煩わす問題は、神から来たのではありません。神はあなたの味方なので、あなたのために逃げ道を用意してくださいます。神は、あなたを愛しておられ、心底あなたのことを思っておられます。

愛されているみなさん、神は、あなたを捕えようとしているのではありません。神は、あなたを祝福しようとされているのです。そして、神は、あなたの願うところ、思うところの全てを越えて、あなたが祝福されることを望まれます!(エペソ3:20)

今日考える事
神は、あなたの敵ではありません。ですから裁きに意識を集中しないでください。神はあなたの味方で、あなたの陣営におられます。

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7月4日 十字架のイエスの従順に心を留める

 

Ⅱコリント 10:5
5 私たちは、さまざまの思弁と、神の知識に逆らって立つあらゆる高ぶりを
打ち砕き、すべての考えをキリストの従順のとりこにし
(NKJ直訳)

 

邪悪な思いを心に持って、罪の責めを感じた事がありますか? たとえば、祈りの会の最中に、突然汚れた思いが心に入ってきたりします。それは、実は、悪魔があなたの心に入れた思いなのです。ですが、悪魔は一歩下がって、あなたの頭をコツンとたたいて、「おまえは今だにこんなことを考えるのに、自分をクリスチャンと呼ぶのか?」と言います。

私は以前、心に湧く邪悪な思いについて、捕らわれていたことがありました。なぜなら、私はそれらの思い一つ一つを告白し、神の赦しを求めなければならないと考えていたからです。しかし、神の御言葉は、私達にそうせよとは言っていません。神は、私たちが「すべての考えをキリストの従順のとりこにする」ことを望まれています。私たちは、誰の従順に焦点を当てたらよいのでしょうか? それは、キリストの従順で、私たち自身の従順ではありません!

しかし、「キリストの従順」とはなんでしょうか? それは、十字架のキリストの従順です。「ひとりの従順によって多くの人が義人とされるのです」(ローマ5:19)。イエスは私たちの為に、十字架で血を流されました。ということは、私たちが罪の責めを感じる時には、私たちは十字架のイエスの従順に、心を向けるということです。

友のみなさん、私たちがキリストの従順で無く、自分の従順に目を向けたときに初めて、悪魔は私たちの心に侵入できるのです。悪魔の策略は、私たちに、神の前における私たちの立場は、自分の従順、又は不従順によって決まると思わせることです。しかし、私たちが罪人となったのは、私達自身の行いではなく、最初のアダムがした事によります。それと同じように、こんにち私達が永遠に義なのは、私たち自身の行いによらず、最後のアダムであるキリストが、十字架の上で成された御業によるのです。

ですから、今度あなたの思いが罪を責めるなら、こう言いましょう、「私が良い思いを持とうが、悪い思いを持とうが、私は義です。私の義は、私の従順に関係ありません。イエスの十字架の従順が、私を義としたのです。」 そして、あなたは神の御前に招かれており、好意にあずかる事を知って、又、神は正しい(義)者の祈りを聞かれる(箴15:29)ことを知って、ためらわずに祈ってください。

今日考える事
悪魔の策略は、私たちに、神の前での立場が、自分の従順、又は不従順によって決まると思わせる事です。

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6月15日 罪の責めが根本原因です

 

ローマ 8:1
1 こう言うわけで、今は、キリスト・イエスにあるものが
罪に定められることは決してありません。

 

もし、植物の葉が病んでいたら、問題の根本原因を知らずに、葉だけを治療しても意味がありません。同じように、あなたに、病気、貧困、破壊的な習慣などの病んだ葉が芽を出してきたら、何が根本原因なのかを知る必要があります。

専門家達は、その原因はストレスだと言います。でも、もう少し踏み込むと見えてくるのは、恐怖、将来への恐怖、拒絶されることへの恐怖、損失や死の恐怖だと言います。でも、本当に恐怖が根本原因なのでしょうか? それとも、恐怖よりももっと根深いものがあるのでしょうか?

聖書によると、私達の人生における問題の最も根本的な原因は、罪の責めだと言います。罪責のあるところに恐れが生まれます。恐れにはストレスがあり、ストレスはいろいろな呪いの現れを伴います。

これがアダムに起こったことでした。彼が貧困、病気、そして来る死に出会うはるか前に、彼にはストレスがありました。彼が罪を犯したために、神は彼に言いました、「あなたは、顔に汗を流して糧を得、ついに、あなたは土に帰る。」(創3:19) 汗はストレスを意味します。しかし、ストレスがある前に、恐れがありました。なぜなら、アダムは神に言いました、「私は園で、あなたの声を聞きました。それで私は裸なので、恐れて、隠れました。」(創3:10)

でも、何がアダムを恐れさせたのでしょう? アダムは自分が裸なのを見て、神に対して罪を犯したことに気づいた時に、恐れました。彼は、とても恥に思い、罪責を感じて、隠れました。神は彼に聞きました、「あなたが裸であるのを、誰があなたに教えたのか?」(創3:11) 園には、アダムとイブの他には誰もいなかったので、おそらく悪魔がアダムに裸である事を教えたのでしょう。

友のみなさん、あなたの人生に、呪いの現れが出てくる根本的原因は、罪の責めなのです。この理由で、神が十字架であなたの罪をすべて取り除き、それをイエスに負わせ、イエスが「完了した!」と叫ぶまで、激しい神の怒り全てをイエスの上に解き放ったということを、あなたが知る必要があるのです。

あなたの、すべての罪は、あなたの代理で責めを負ったイエスの体の上で、完全に罰せられました。あなたのすべての問題の根本原因は、すでに解決されています。ということは、あなたが罪の責めを受け入れない限り、あなたの上に、悪魔が呪いを主張することはできません。ですから、あなたは、罪の責めの無いところに来てください。すると、あなたの人生で、病気の葉は芽を出すことはありません!

今日考える事
あなたの人生で、呪いの症候が出る根本原因は、罪の責めなのです。

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6月1日 神はあなたの罪を罰しません

 

エペソ 1:7
7 この方にあって私たちは、その血による贖い、罪の赦しを受けています。
これは神の豊かな恵みによることです。

 

あるクリスチャン達は、罪は赦されるけれど、おかした罪に対する罰からは逃れることができないと信じています。言いかえれば、神の罰がくだることを覚悟しているということです。例として、ある結婚したクリスチャンが、神が婚前の性交渉を罰しているから、彼らに子供ができないのだと言われました。つまり、神は彼らの罪を許しても、それを罰しなければならないということです。

私は、もちろん婚前性交渉は反対です。でも、御子の血の、真の価値を完全に評価できるたった一人の方、神は、御子のいけにえに完璧に満足しておられます。今日あなたの罪について、神の心は完全に安らいでいるということを知ってください! だから、あなたが間違いをおかしても、神はあなたに敵対しません。そして、あなたが罪を犯しても、神はあなたを罰しません。神はあなたを愛され、あなたの味方であり、神はあなたが罪を克服する手助けをしたいと望まれます。

旧い契約においては、雄牛とヤギの血は、ただ罪を「おおう」だけで、取り除くことはできませんでした。(ヘブル10:4) しかしイエスの血は動物の血とは違います! たった一つの捧げもので、神の子の永遠の血はあなたの罪を永久に取り除き(詩篇103:12)、全ての悪からあなたを清めてくださいました!(1ヨハ1:9) 事実、神は御子の完全なわざにとても満足されており、今日神はあなたに言われます、「わたしは、もはや決してあなたの罪と不法とをおもいだすことはしない。」(ヘブル10:17) もし、神が覚えておられないなら、それを罰されるでしょうか?

愛されているみなさん、あなたは「イエスの血による贖い、罪の赦しを受けており、これは神の豊かな恵みによることです。」 イエスのわざは完璧なので、あなたの全ての罪は完全に赦されています。そして、完全な赦しとは、あなたの罪に対して、罰は下らないということです。なぜなら罰はすでに、十字架のイエスの上に落ちているからです。(イザヤ53:5)

ですから、何かあなたに悪い事が起ったからといって、一瞬たりとも、神があなたを何らかの罪の為に罰しているとは考えないでください。十字架に目を向けて、あなたの全ての罪はキリストの体において、すでに完全に罰せられていることを知って下さい。神はあなたの味方だということを信じて、勝利を期待しましょう!

今日考える事
イエスのされたみわざは完璧なので、あなたの全ての罪は完全に赦されています。

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5月21日 どちらを言うのがより易しいですか

 

コロサイ 2:13
13 なたがたは罪によって、また肉の割礼がなくて死んだ者であったのに、
神は、そのようなあなたがたを、キリストとともに生かしてくださいました。
それは、私たちのすべての罪を赦し、・・

 

イエスがパリサイ人にした質問をさせて下さい。中風の人に「あなたの罪は赦された」と言うのと、「起きて歩け」と言うのと、どちらがやさしいでしょうか?(ルカ5:23)

中風の者にミニストリーをするという点からは、「あなたの罪は赦された」と言う方がやさしいです。なぜなら、罪が赦されたことの証明には、外面的な現れがなくてよいからです。でも、あなたが「起きて歩け」というとき、彼は起きて歩かなければなりません。そうでないと、あなたが滑稽にみえるでしょう! それで、「あなたの罪は赦された」と言うほうが、「起きて歩け」と言うより、易しいと言えます。

真実は、自然界で人間にとって、より難しく見えることでも、神にはそうではありません。神にとって、体の癒しの方が、罪を赦すことよりあきらかに易しいです。罪を赦すことの方が、より難しく、より大きな奇跡です。なぜなら、その為に、神は愛する御子を手渡され、御子は十字架のうえで私たちの罪をすべて身に引き受け、血を流さなければならなかったからです。

それなのに、私たちにとって、愛する人が、癌に冒された、又は、長い間無職で山のような借金を抱えている時、神は既に解決してくださったと信じてそう言うことの方が、罪が赦されたと信じてそう言うことより難しいようです。罪は赦されたと言う方が、神が奇跡的な癒し、超自然的な経済打破、次の就職面接での神の好意が既に与えてられていると言うことより易しいようです。

しかし、神は「私たちのすべての罪を赦す」という、「より難しい」、より偉大な奇跡を成し遂げられたのです。なのに私たちにすべてのものを、神がして下さらないことがあるでしょうか!(ローマ8:32) もし、神が何か、与える事をこばんでいると考えるなら、その何かが、イエスが死んであなたに与えてくださった罪の赦しよりも、もっと重要なことだと、あなたは言っていることになります。しかし、イエスの完全ないけにえより偉大なものは、なにもありません。

ですから、今日、主があなたに言われるのを聞きましょう、「あなたの罪は赦された。あなたは神の前に、完全に受け入れられている。起きて癒されなさい! 立ち上がって、健康、知恵、好意、守り、完全の中に歩みなさい。」

今日考える事
神は既に最も偉大な奇跡を成し遂げられ、私たちのすべての罪を赦してくださっているのです。ここに神がして下さらないことは何もありません!

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5月13日 イエスは私達の負債を過払いされました!

 

ヘブル 10:12
12 しかし、キリストは、罪の為に一つの永遠のいけにえを
ささげて後、神の右の座につき・・

 

以前、私達は神に対して膨大な負債があったのを知っていますか? いいえ、それは金銭の負債ではなく、罪の負債です。私達は神に対して、決して返済することのできない、罪の負債がありました。しかし、神は私達を深く愛され、その負債の返済計画を立てられました - 私達の罪の為に、神は、御子を十字架で死ぬために渡されたのです。イエスには罪がありませんでした。ですから、イエスは、私達の罪の裁きの為に十字架にかけられ、自分の負債ではなく、私達の負債を支払われたのです。

友のみなさん、真実は、私達の罪の負債に対して、全額以上のものが支払われたのです。イエスは過払いされました! イエスの犠牲が過払いだというのは、聖く尊敬されている善良な人が、私達の為に死んだのではないからです。それは生ける神の御子、万物の創造主、完全な人が私達の為に死んでくださったからです!

イエスは神であり、彼の犠牲は、過去、現在、未来、すべての良い人を一緒に犠牲にしたものより尊いです。過去に生きた人々、現在生きている人々、そしてすべての将来に生きる人々が、彼のいけにえの恩恵をこうむることができます。そして、彼の一つの永遠のいけにえは、私達の罪を全て取り去りました。

又、イエスのいけにえが、過払いだというのは、イエスの血は神にとって、イスラエル人の罪を贖う為に、過去に使われた雄牛や山羊の血よりもはるかに価値のあるものだからです。彼の血は、神御自信の血で、動物の血ではありません。彼の血は永遠の血であり、それは私達を永遠に清め続け、私達に永遠の赦しをもたらします。

友のみなさん、次回、自分のした悪い行いが気になるときは、あなたの罪のいけにえであるイエスが、あなたの罪の代価を100%支払われただけでなく、彼の犠牲が過払いだということを覚えていてください。ですから、神は、あなたについては、完全に満足され、全く安息されているということを知って、あなたは神の御前で、心から、完全に安らぐことができるのです。神は、イエスの血が覆うことのできない罪を、あなたに見つけることはできません。

愛されている皆さん、イエスが、あなたの負債を過払いされたので、神は義にのっとって、あなたを祝福することができ、あなたは、それを受けることを期待できます。

今日考える事
イエスがあなたの負債を過払いされたので、あなたは神の御前で、心から、完全に安らぐことができるのです。

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5月2日 神はあなたの邪悪な過去を思いだしません

 

ヘブル 8:12
12 なぜなら、わたしは彼らの不義にあわれみをかけ、もはや、
彼らの罪や不法な行いを思い出さないからである。(NKJ)

 

あなたは、おそらく、このような話しを聞いたことがあるでしょう。「あなたが、結婚当初の私の主人を知っていたらと思うわ。彼は本当に癇癪持ちで、私は母の家に何度避難したことか!」

「彼女があんなでたらめな過去をもっていたなんて、誰も想像もしなかっただろう。」

「彼は小さな子供の時から、そしらぬ顔で嘘をついて、まばたきもしなかったもんだ。」

人はあなたを見るとき、あなたが過去にどんな人間だったかを思い出します。でも神は、新しい契約を通してあなたを見るとき、「わたしは彼らの不義にあわれみをかけ、もはや、彼らの罪や不法な行いを思い出さない。」と言われます。

神は、私達を安心させるかのように、御言葉にはっきりといわれています。「あなたが私のもとに来る時、私があなたの罪を考えていると思わないように。私があなたを見るたびに、あなたの罪を思い出していると考えないように。私はあなたの罪を記録していないだけでなく、あなたの失敗や、欠点も心に留めない。私はあなたの罪を全く、又、決して思い出さない。」と言われます。

神が、私達の罪を全く思い出さないと言われるのは、以前覚えておられた罪、そのすべての罪を十字架上の御子の体において、罰せられたからです。神は、イエスが最後に「完了した。」と叫ぶまで、全ての罪を一つ一つ罰せられました。(ヨハネ19:30) この理由で、こんにち、神は正当に「あなたの罪はもはや思い出さない。」と言えるのです。

私達は皆、時に罪を犯します。でも良い知らせは、私達の罪は既に十字架で処理されています。それはすべてイエスの血によって洗い流されています。今、私達が神の御前に来ると、神は私たちに罪を見ません。ですから、愛されている皆さん、過去の失敗は忘れましょう。神はあなたの罪を思い出さないという事を信じ、イエスにあって、あなたはすでに義(正しい)とされている者として生きましょう!

今日考える事
私達の罪は全て十字架で処理されているので、大胆に神の御前に出る事が出来るのです。

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3月25日 王はあなたに対して怒っていません

 

 

箴言 19:12
12 王の激しい怒りは若い獅子がうなるよう。
しかし、その恵みは草の上に置く露のよう。

 

聖書に、悪魔は吠えたける獅子のように、喰い尽すべきものを探し求めながら、歩きまわっているとあります(1ペテロ 5:8)。でも、悪魔はなぜ、吠えたける獅子のようにふるまうのか、考えたことはありますか?

それはライオンの吠えたけりが関係しています。聖書には、「王の激しい怒りは若い獅子がうなるよう」とあり、ライオンの吠えたけりは、王の怒りを表します。ですから悪魔が吠えたける獅子のように歩き回る時、彼は王があなたのことを怒っていると印象づけようとしているのです。そして、あなたが、神はあなたのことを怒っていると信じると、悪魔はあなたをとらえてしまうのです。

神はあなたのことを怒っている、又は、不快に思っていると思うと、あなたは神のあなたへの愛について確信を持てません。そして、あなたは神の罰がくると思い恐れます。そしてこれ以上、神を怒らせたくないので、神に近づこうとはしません。

しかし真実は、あなたがしくじり、失敗したときでさえ、神はあなたに対して怒ったりしません。なぜなら、あなたの全ての罪は、十字架で神の御子の体において、すでに裁かれているからです。イエスは、神の子羊として、あなたの為の全焼のいけにえとなりました。そのために、イエスは、「私は渇く」と言われたのです。(ヨハネ19:28)

その日に、カルバリでイエスが言われた言葉を聞いた人々は、イエスの渇きは肉体的なものと考えました。しかし実際は、彼の渇きは霊的なものでした。なぜなら、彼は神の怒りの炎に焼かれていたからです。イエスは私たちの罪の為に、裁かれたのです。神の聖さの要求全てが満たされ、怒りがなだめられるまで、神の怒りはイエスの体の上に出し尽されました!

さて、ここに一事不再理という原則があります。これは、一度裁判にかけられ確定した判決がある場合は、その事件について再度審理をすることは許されないという原則です。神の怒りの炎はすでに、十字架の上の、神の御子の上に落ちているので、信者であるあなたの上には決して落ちません。神はあなたの罪を、十字架の上の御子の体において裁きました。

ですから、あなたは今、王の怒りの下ではなく、好意の下にいます。そして、神の好意は、毎朝草の上に降りる露のように、あなたの上にそそいでいるのです!

今日考える事
あなたは、王の怒りではなく、好意の下にあります。

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