4月11日 私が継ぐことを何によって知ることができますか?

詩編 89:34
34 わたしは、わたしの契約を破らない。
くちびるから出た事を、わたしは変えない。

神があなたに何かを約束したら、あなたはそれを言葉通りに受け取りますか? それともアブラハムのように、「わが神、主よ、この土地を私が継ぐことを、何によって知ることができましょうか?」(創世15:8新共同訳)と聞きますか? 

神は、アブラハムが、神の言葉を、そのまま受け入れなかったことを叱りませんでした。神はご自分の民に対して、こんなにも寛大なのです。しかも、神は、アブラハムの信仰のレベルまで降りてこられ、神が約束をいつも守られるということを、アブラハムが確信できるように、あることをされました。 - 神はアブラハムと契約を結ばれたのです。(創世15:9‐17)

神は自分の為に契約を結んだのではありません。神はご自分の言葉を守る神です。自分の言葉を破りません。それでも、神はご自分を契約で縛りました。なぜなら、アブラハムが、神は約束されたことをすべて守られるという事を、知る必要があったからです。

人々は、言葉をそのまま信じるということを難しく感じます。たとえば、家を買う時には契約書がつくられ、弁護士を通し、それは双方によってサインされます。なぜ契約書が必要かというと、あなたは相手の言葉を信用できず、相手もあなたの言葉を信用できないからです。 

同じように、私たちは、神を、その言葉通りに受け取ることを、難しく感じます。その為に、神は私たちと契約を結ばれました。それは神が信用できない方だからではなく、私たちが神を、言葉通りに信用することを、難しく感じるということを、神が御存じだからです。「もし明日神様が気を変えて、私を祝福する代わりに罰したら . . . 」と人が思うことを神が知っておられるからです。

でも神は、御子の血によって確立された新しい契約を私たちと結ばれました。それによって、私たちはアブラハムのように、不信仰によって神の約束を疑うようなことはせず、反対に、信仰がますます強くされ、神には約束されたことを成就する力があるということを固く信じることができるのです。(ローマ4:20‐21) 神がある日突然起き上がって「新契約は忘れよう。あなたの罪を覚えておいて、祝福の代わりに呪う事にしよう。」などと言われることがない、という私たちへの保証です。

友の皆さん、新しい契約の下での、あなたの祝福は保証されています。なぜなら、神がご自分を契約で縛られたからです。神は、あなたに約束されたことは、すべてまもられ、すべてを十分成就させることのできる、契約を守る神です。

今日考える事
神は、私たちとの新しい契約をつくられ、それを御子の血によって結ばれました。私たちは、神が約束されたことは、神が成就してくださると、信じる事ができます。

Copyright Joseph Prince www.JosephPrince.com

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