４月26日 失い無駄になったものを心配しない

ルカ　15:22‐23
22　ところが父親は、しもべたちに言った。「急いで一番良い着物を持って来て、
この子に着せなさい。それから、手に指輪をはめさせ、足に靴を履かせなさい。
23　そして肥えた子牛を引いてきてほふりなさい。食べていわおうではないか。

もし、あなたの多額な財産を分け与えた息子が、放蕩の末すべてを使い果たし、ある日家に這いつくばって帰ってきたら、あなたは何と言いますか？

放蕩息子のたとえ話の中で（11‐24節）、息子は事実、相続財産を放蕩三昧で浪費してしまったのに、父親は失った物や浪費には一言も触れませんでした。息子が家に戻ってきたことは、父親にとってはただ一つ、息子に彼がどれほど愛しているかを知らせ、息子が失ったものを回復してあげるチャンスでした。

この、たとえ話の父親のように、あなたを抱きしめ、どんなにあなたを愛しているかを知らせるのが、天の父の望みです。そしてあなたが失ってしまった物を、回復するのが、父の喜びです。

あなたは最近何かを無くした、又は、あなたの悪い決断のせいで何かを無駄にしてしまって、フラストレーションを感じていますか？　でも、友の皆さん、神はあなたのように、失われ無駄になったものを、それでおしまいだとは考えません。あなたがそのことを父のもとに持って来ると、父は、失われ、無駄になってしまった物を、あなたに回復してあげる、よいチャンスだと見ます。

放蕩息子のように、あなたは天の父から遠く離れている、又は、天の父を失望させてしまったと思っていても、絶望しないでください。真実は、あなたが天の父のもとに行くと、父は即座にあなたに、裸を覆う栄誉の服、あなたの力と支配を示す権威の指輪、足にはサンダル（しもべははかない）を与え、家での息子としての地位に再びつけて下さいます。

神は、あなたが息子の地位を、決して失っていない事を、あなたに確信させてくださいます。そして肥えた子牛をほふって、あなたが戻ってきた事を祝われます。なぜならあなたは神が愛する大切な子だからです。

愛されている皆さん、あなたの父の家では、あなたは御父の完全な守りの下にいるだけでなく、又、尽きる事の無いゆたかな供給を楽しみ、無条件の愛を楽しみます。

今日考える事
天の父は、父があなたを愛し、あなたが失ったものを回復してくださることを、あなたに知ってほしいのです。

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